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お酒は20になってから

ワイン用葡萄品種のいろいろ

赤ワイン品種

カベルネ・ソーヴィニヨン
黒葡萄の王様と呼ばれ、他の黒葡萄と比べると著しく粒が小さく皮が厚いため、果皮の色は濃く、果汁はエキスがたっぷりと含まれています。赤ワイン醸造においては果皮の色が濃いほど、色、香味、タンニンが豊かになり、カベルネ・ソーヴィニヨンは非常にしっかりとしたワインとなります。特に、収穫量を抑えて造る銘醸地においてその特徴は顕著です。

また自然な抗酸化物質であるタンニンが豊富なため、若いうちは荒々しい味わいですが、長期熟成に耐え、やがてプレミアムワインとなりうる品種です。色、香味、タンニンが強いせいで単体では強く単調なワインになりがちですが、マイルドな味わいの葡萄とブレンドすることで完璧なワインとなります。カベルネ・ソーヴィニヨン主体の場合、シラーズなどのフルーティなワインとブレンドすると荒々しさが和らぎます。一方、メルロ、サンジョヴェーゼ、マルベック主体のワインに少し加えると、深みと長期熟成のポテンシャルを増すことができます。

代表的ワイン:オー・メドック、マルゴー、ボイヤック、サンテステフ、サン・ジュリアン、ムーリ
メルロ
しなやかな味わいを持つボルドーブレンドのパートナーです。カベルネ・ソーヴィニヨンほど色は濃くなく、タンニンは穏やかで凝縮感も中程度です。メルロのワインはソフトでマイルド、官能的な果実香が特徴で万人受けし、若いうちから美味しく飲むことができます。

大衆向けの日常ワインの印象が強い品種ですが、トップクラスの畑で厳格な基準のもとに栽培されたメルロは比類なきパワーとエレガンスさをあわせ持つワインとなります。伝説のシャトー・ペトリュスのように、100%メルロで造られるカルトワインは、ライバルであるカベルネ主体のブレンドワインの何倍もの高値が付きます。

代表的ワイン:ボルドー、グラーヴ、サンテミリヨン、ボムロール
ピノ・ノワール
色々な意味でカベルネ・ソーヴィニヨンとは対極にあり、果皮は薄く、軽く淡いワインになるため、ブレンドには不向きで、長期熟成のポテンシャルも低いです。カベルネ・ソーヴィニヨンが完熟するのに十分な日照を必要とするのに対し、ピノ・ノワールは官能的でアーシーな魅力を発揮するために冷涼な気候が必要で、熟しすぎる産地では平たいワインとなってしまいます。

カベルネ・ソーヴィニヨンが赤ワインの王様なら、ピノ・ノワールは女王と呼ばれます。気まぐれで、ごく限られた地域でしか本領を発揮せず、栽培条件が完璧で整っていないと残念なワインとなってしまう繊細な品種なのです。しかし卓越したピノ・ノワールはその繊細さで人の心をつかんで離さないほど素晴らしいものとなります。

代表的ワイン:ジュブレ・シャンベルタン、ニュイ・サン・ジョルジュなどのコート・ド・ニュイ村名ワイン、ヴォルネイやボマールなどのコート・ド・ボーヌ村名ワイン
シラー/シラーズ
フランスではシラー、南半球ではシラーズと呼ばれ、ローヌ原産のエネルギッシュな品種です。凝縮感、深み、長期熟成のポテンシャルっはカベルネ・ソーヴィニヨンのライバルともいえます。完熟するには十分な日数が必要で、果実味にあふれた味わいが特徴的です。

独特のスパイシーな香りと青味がかった色を持ち、抗酸化作用のあるタンニンを多く含むシラーは、マイルドで淡い葡萄とブレンドするとお互いの良さを引き出すことができます。多くの場合他の品種を少量加えてソフトに仕上げられます。コート・デュ・ローヌに代表されるシラーに香味の淡いグルナッシュを加えてマイルドなワインを造る伝統的な手法が有名です。

代表的ワイン:エルミタージュ、コート・ロティ、コルナス
グルナッシュ/ガルナッチャ
コート・デュ・ローヌの多産型品種で、手ごろな日常赤ワインや、どんどん飲めるロゼワインになります。風味の良いスパイシーなアロマとリッチな凝縮感を道、アルコール度数の高いプレミアム赤ワインを産むことも可能です。酸化しやすい品種ですぐに錆びた橙色に変色することから、しばしばシラーやムールヴェードルなどのローヌ系品種を酸化防止のためブレンドされます。

イチゴジャムのような熟した赤い果実の香味に、白胡椒や塩漬けしたハムのようなアクセントが加わります。ガルナッチャと呼ばれる原産地スペイン以外では、その名前がラベルに記載されることはほとんどありません。ほとんどのグルナッシュのワインはブレンドで、多くはローヌのシラーやムールヴェードルと配合されます。

代表的ワイン:シャトーヌフ・デュ・パブ、ジゴンダス、ヴァケラス

白ワイン品種

シャルドネ
リッチでしっかりとした味わいとフィネス(洗練・繊細・上質)を併せ持つことから世界中で人気があります。通常辛口に仕上げられますが、大量生産の大手メーカーのワインは若干甘みを残している場合があります。様々な気候に適合するためワイン生産国ならどこでもシャルドネを栽培しています。

非常に香味が淡いため、新樽で発酵させることによりアロマを強化するという手法が多用されます。オークの香りがうまくなじむためには、葡萄は完全に熟していることが必要で、非常に暖かい地域のフルボディのワインに用いたとき、最もオーク香が顕著となります。

代表的ワイン:ブルゴーニュ・ブラン、マコン・ヴィラージュ、シャブリ、サン・ヴェラン、ヴィレ・クッセ
ソーヴィニヨン・ブラン
きりっとした酸味っとハーブや緑の野菜、またはライムやハニーデューメロンなど、新鮮な果物特有のさわやかな香りを持っているため、他の白葡萄に比べてテイスティングで区別しやすい品種です。

この品種で造られるワインのほとんどはミディアムボディで辛口です。冷涼な気候のロワールを手本として、シャープな酸味と柑橘系の香りのオーク熟成をしない手法は食欲をそそる酸味があります。また、ボルドーの城を手本として、オークを使用してセミヨンをブレンドすることにより本来の野性的なテイストを柔らかく上品に市、ふくよかで香り豊か、そして穏やかな酸味のワインとなります。

代表的ワイン:グラーヴ、ペサック・レオニャン
リースリング
アルコール度が低い場合でも、香味バランスのよいワインを造ることができる品種です。葡萄の糖分をすべてアルコールに変えることが主目的でないため、飲みやすい甘口のワインを造るのに適しています。他の品種とはひと味ちがった特性を持っています。

ドイツのモーゼルとラインガウ両地方のワインのスタイル、青リンゴのような甘みと酸味のバランスがよい半甘口が特徴です。しかし超辛口からキャンディのような甘いデザートワインまで様々な糖度のワインに仕上げることも可能となります。

代表的ワイン:モーゼル、ラインガウ、ファルツ、ラインヘッセン、アルザス
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